製品の取り付け方法について
本製品は、基板が露出した形状となっており、出力FETを自然空冷で冷却する設計になっています。
したがいまして、製品に粘着テープを巻きつけたり、密閉された容器に詰めたりしないでください。
使用できるファンについて
本製品の設計時には、現在人気商品となっているファンをサンプルとして、リテールクーラー、
定番品などを基に、できるだけたくさんのファンで使用できるよう、万全を期して設計しています。
2001年10月29日時点の調査範囲では、弊社で入手したファンのなかで回転数制御の
できなかったものはありませんでした。
しかし、さまざまなメーカーのファン製品が市場にあふれている現状、すべての製品に
適用できるかどうかをチェックすることは、残念ながら事実上不可能な状態となっております。
現存するあらゆるファンを制御できるとは、必ずしも保証できないことをあらかじめご了承ください。
接続するファンの個体差について
たとえばDELTA社製の6cm高速6800RPMファン、8cm暴風5700RPMファンなど、
もともと強い回転トルクを持つものは、本製品によって回転速度を絞った際に
カタカタという音が発生する場合があります。
当社で実験した範囲では、同じ型番のファンでもロットによって発生する音に
差がありました。
これは、当製品がPWM変調をかけている都合上、ファンに内蔵されているコイルの
発生する音が目立ってしまうためです。
標準状態では風量が多いために人間の耳では聞こえませんが、速度を落としたときに
この音が目立つ場合があります。
使用してはいけないもの
本製品で駆動できるファンの種類は、一般的なCPUクーラーやケースファンで使用されている、
DCブラシレスモーター(軸受けの種類は問いません)のみです。
直流ブラシモーター(マブチ社製の模型用モータなど)や、ちょっと前にアキバで流行りの
ミニ扇風機、PC関係で出回っていない製品などは接続しないでください。
これらはパルスノイズ対策をしていない製品が多く、それを当製品で制御すると
モータからの逆起電力が発生し、製品の故障の原因となりますのでおやめください。
もちろん、HDDやFDD、CD−ROM等、他のパソコンパーツの電源制御をする目的では
使用できませんし、仮につないだとしても静音化の効果がまったく無いばかりか、
パーツそのものが高い確率で故障します。
また、パソコンの電源ユニットを分解し、内蔵されているファンに接続することは
絶対におやめください。
電源ファン の回転数を落としても一見正常に動作しているように見えますが、
電源内部では冷却不足となり電源の寿命が極端に短くなります。
電源ユニット内の温度が極端に上昇すると、電解コンデンサの内部圧力が上がって
破裂したり、電解液が沸騰して白い煙となって放出されたり、最悪は発火の危険性も
ありますので、くれぐれも電源ユニット内のファン制御に組み込むことはおやめください。
電流制限について
本製品の駆動できるファンの最大電力は、17W(約1.4A)までとなっています。
これ以上の電流容量を必要とする強力なファンを接続したり、ファンの羽根を手で
止めたりすると、異常な電力が流れてしまい、出力回路が耐えられなくなります。
この状態で放置すると、製品の故障の原因となるばかりか、
最悪は発煙や発火の危険もありますので絶対におやめください。
ファンの駆動台数について
1つの基板にファンを複数個並列に接続すると、通電直後のダッシュ動作が
不安定になる場合がありますので、複数接続される際には、すべてのファンが
きちんと回っているか、ご自身でよく観察してから運用するようにしてください。
長期運用上の安全のため、1つの基板に1つのファンだけを接続することをお勧めいたします。
ファンの回転数センサーについて
当製品では電源供給を4ピンコネクタより入力する仕様となっています。
マザーボードより電源を供給することは出来ません。
従いまして、 マザーボードの回転数検出には対応していません。
回転数検出をするためにはマザーボード上の3ピンコネクタにケーブルをつなぐ
必要がありますが、3ピンコネクタから電源を取った場合、マザーボードによって
供給できる電流値に大きな差があることが判明したため、採用を見送りました。
また、マザーボードに搭載されている3ピンコネクタに大きなファンを
そのまま接続した場合、マザーボードを焼損させてしまうケースがあります。
原因は、やはりマザーボードによってファンに流せる電流値が大きく異なるためです。
当製品ではこのようなトラブルを避けるため、あえて4ピンコネクタから
電源供給をする方法をとっております。
したがいまして、CPUクーラーを3ピンコネクタへ繋いで回転数検出を行わないと
起動できない一部のマザーボードでは、当製品をCPUクーラーの制御目的で
使用することはできません(回転数検出エラーとなります)。
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